一か月ほど前に初めて精神科に行き、ADHDと双極性障害と診断されました。まるしばです。
ここでは軽い自己紹介と、なぜこのブログを開設したのかを話していきたいと思います。
こんにちは、まるしばです。
丸眼鏡をかけていて、柴犬を飼っているので、まるしばです。(安直)
年齢:22
性別:男
ADHDと双極性障害で、薬服用中です。
大雑把に幼少期から今に至るまで
幼稚園の頃から落ち着きがなく、片づけができなかったり教室を抜け出したりしてよく怒られていました。
小学校時代はいじめられていました。小学一年生の頃から、思ったことはストレートに言ってしまうところがあり、まず通学班の上級生に嫌われました。生意気な一年生に腹を立てるのも今なら理解できます。暴力をよく振るわれ、ランドセルはすぐボロボロになりましたが、暴力を振るわれても暴力で返すのはダメだという教えを頑なに守っていたため、エスカレート。
中学は不登校で2年間行っていません。1年生の途中から行けなくなり完全不登校に。オンラインゲームで人とコミュニケーションをとっていました(ゲームは苦手)。おかげでタイピング速度が速くなりました。
2年生の後半、病気で入院し院内学級に通う。これが転機となり3年生は学校に通いました。
高校は県外の私立高校へ入学しました。県内だと、中学の先輩や同級生が居るので、誰もいない県外に出たかったというのが大きな理由でした。
出席日数が足りませんでしたが、模試の点数が比較的良かった(その高校の偏差値をしっかり上回っていた)ので、その高校の校長先生に相談して、入学試験を受けさせてもらえることになり、入学しました。
高校は比較的鬱期間だった気がします。
授業内容は理解でき、友人に質問されれば教えることができましたが、異常なまでに記憶が定着せず(次の瞬間には忘れる)、教えた友人の成績はどんどん伸びていくのに、自分だけ何故か右肩下がりで、自分の努力が足りないのだと自己嫌悪の日々でした。
大学受験、現役の時は、センターの数学I・Aで数学Iを解き、数学Ⅱ・Bではマークを一列ずつずらし(意味不明かもしれませんが、大問1の回答を大問2の解答欄にマーク、 大問2の回答を大問3の解答欄にマーク、、というアホみたいなミスをしました。数学Ⅱ・Bは大問12345の構成で、4、5はどちらか選択する。という形式です。私は大問1234を解き、大問2345の解答欄にマークしたので、マーク欄が足りなくなることがなく、最後の瞬間まで気づけませんでした。ちなみに残り9秒で気が付きました。秒針が異様に遅く感じられたのをよく覚えています。 )数学の点数をほぼ0点にしました。現在在学中の大学の判定はそれでもBだったので、受ければワンチャンだったのですが、その時は異様に第一志望の大学に固執しており、浪人の道を選びました。
浪人期間は、家庭教師バイトをしたり、車校に通いながら予備校にも通わせてもらい、呑気に浪人していました。
講義には集中できない、ノートは途中で取るのをやめてしまったり講義ノートを失くしたり、自習室でも寝るか他事するか、みたいな感じでまったく集中できない状態でした。この一年間がもっとも自己嫌悪の強い時期だったように思います。
国立大学の理系に進学。
思い返せば大学1年~3年途中までが恐らく人生で最も長い軽躁状態でした。昔のことをあまり覚えていないので比較できませんが。
学生フォーミュラという車を一から作って競う世界基準の大会があるのですが、そのサークルに属して精力的に活動していました。
夜中2時半に帰宅、4時半にまた大学。みたいな無謀なスケジュールの時もありましたが、何故か大丈夫でした。
その他にも違うサークルの運営にかかわる、仮想通貨関連の解説ブログを始める、雑記ブログも開設するなど、異様なほどに行動していました。
そして大学3年の夏、学生フォーミュラ日本大会の翌日に過労で倒れ、救急搬送され救急救命で入院。
生活で一番大きなウェイトを占めていた学生フォーミュラの現役を引退し、暇になったため、将来のことを考え始めました。いろいろあり友人と会社を起業。しばらくしてうつ状態に。
大学を休学、起業した会社でいろいろやってます。正直不安だらけ。
2月にADHDと双極性障害との診断を受ける。
11月~あまりにうつ状態が続き、頻繁な希死念慮の発現、家に於いてのコミュニケーションに難がでてきました。具体的には話しかけられても聞こえていない、受け答えができない、笑っているつもりでも顔が動いていない、ご飯が食べられない、過眠、などです。
2月に医学部の友人の強い勧めで精神科を受診。自分ではうつ病だと思っており、抗うつ剤がもらえればなんでもいいと思っていました。進めてくれた医学部の友人も抗うつ剤を飲んでおり、これが非常に効くのだと教えてくれたのが、精神科への重い腰をあげるきっかけとなったからです。
結局診断はADHDと双極性障害。現在のうつ状態は双極性障害によるもので、抗うつ剤は処方できないといわれました。(双極性障害の人が抗うつ剤を飲むと、躁状態となり何をするか分からないからダメとのこと。)
現在ADHDと双極性障害の薬を服用中。
なぜこのブログを開設したのか、ざっくり話します。
まず第一に、私が吐き出したかった。
今までの悩み、診断されるまでのこと、日々困っていること、薬の副作用のこと、薬飲んで変わったことなど。
第二に、この障害について知って欲しかった。そして一見分かりにくいこの障害に対する理解が広がれば嬉しいなと思っています。
自分が障害だとは思いもしませんでした。でも言われてみれば確かに障害でした。
ADHDも双極性障害も、外部から見たらパッと見わからない。
実際面識がある人で、私が発達障害だということを分かっている人はまずいないと思います。
それほど分かりにくく、努力すれば健常者のように振る舞えはするものの、仕事面などでの苦労は多い。努力だけではカバーできない面が多々あります。
障害を言い訳にして胡坐かくつもりは毛頭無いですし、カバーできるところはカバーしてより一層努力し生きていきたいと思っています。
どういったミスをして、それをどういう風に次から防ぐ対策をしてきたか。これからどのような具体的な対策を立ててうまく動くか。
ADHDや双極性障害の特性を踏まえて、自分がどのようなことに悩んできたか、現在どういった悩みを持っているのか。自分がやらかしたこと、そしてどのように対策を踏んでいるのか。
私の人生を赤裸々に書き出し、対策奮闘していく過程を通して、ADHDと双極性障害者の生の声を発信していけたらと思っています。
一見分かりづらい、ADHDという障害や双極性障害に関して、理解が広がるきっかけとなれば。そして、少しでも同じような悩みを持っている人の一助となれればこれ以上の幸せはありません。
最後に
私のような、目に見えない障害や精神的な悩みを持っている人々の悩みや体験を可視化して、
同じような境遇の人たちに安心感とか共感みたいなものを与えられる場にしたい
と思っています。
あなたも、いろいろな症状で悩んでいませんか。
- 時間に間に合わない
- すぐ忘れものしたり、大事なものを失くしちゃう
- ああ、また余計なこと言っちゃった…
- なんだか分かんないけどつらい、寝れない
- 生きる気力がもてない…
などなど、、
もし、 あなたも ADHDや双極性障害、その他うつ病などで悩んでいて、差し支えがなければ、あなたの悩みや体験談をお寄せください。(メールアドレス等の個人情報は不要です。)
悩み・体験談ページに掲載させていただきます。